12/8大分県臼杵市にて
2018/12/24 コメント (0)
この日は、大分県臼杵市の人権啓発イベント
「フェスタ・ザ・じんけん」にてコンサートのご縁をいただきました。
金子みすゞさんの詩のまなざし、
その命をみつめる心のルーツとして、
みすゞさんの父親の故郷、長門市仙崎の通(かよい)があり、
そこには鯨墓があります。
この臼杵市にも実は鯨墓がいくつかあります。
この日も、みすゞさんの詩「鯨法会」を歌いましたが、
その前に、みすゞさんの心を育んだ風土と、
この臼杵市の風土には、共通する命へのまなざし、
いただく命への感謝の心を大切にする教えがあると、お話しました。
皆さん、とても熱心にその話を聴いてくださって、
会場の一体感を感じました。
![](https://chihirosound.com/wp-content/uploads/2018/12/usuki3-1.jpg)
コンサート会場の廊下を挟んで前方では、
ワークショップも開かれていて、
トンカントンカン、作品を作っている時間と重なっていたのですが、
コンサートが始まって少し経つと、
その音は止み、
最後には、皆さんコンサートに聴き入ってくださいました。
![](https://chihirosound.com/wp-content/uploads/2018/12/usuki5-1.jpg)
そして、コンサートの後には表彰式もあったので、
市長様や教育長様や来賓の方々が
ステージ袖に控えておられましたが、
最後の歌「メッセージ」を歌い終わった後の拍手が、
その舞台袖からも大きく鳴り響き、とても感激しました。
コンサートの時間はほんのひとときです。
でも、その時間を通して、
心と心が繋がる瞬間があります。
それがとても有難い。
金子みすゞさんから繋がる大切な心を、
確かに分かち合った。
その実感を得た時に、
私はとても大きな倖せをいただきます。
この日も、それをとても感じました。
有り難うございました!