下関市「暮らしと人権セミナー」～金子みすゞを語り、歌うコンサート～Vol.2
2023/10/05 コメント (0)
９月３０日は２回目となる下関市主催の
「暮らしと人権セミナー」～金子みすゞを語り、歌う～ちひろコンサートを、
今度は川棚の素敵なホール「コルトーホール」で開催していただきました。
このコルトーホールは、
世界的ピアニスト「アルフレッド・コルトー」が来日公演の際に、川棚に滞在したのですが、
この川棚の地で生涯を終えたいとまで言わせたほど、川棚が大好きだった、
そのコルトーへの想いが込められたホールです。
そこには素敵な物語があります。
詳しくは、こちら のサイトをご覧ください♪
開演前。この会場の個性的なこと！
設計は、隈研吾。なるほど・・・という雰囲気ですね。
今回、定員１００名のお申込みが早くに締め切られ、
抽選で漏れた方もいらっしゃったそうです。
行かれなくなったお客様からのお手紙やお花もいただいて、
それだけ思いを伝えてくださることに有難い気持ちになります。
主催の人権男女共同参画課課長様のご挨拶で開演。
「大漁」からスタート
コルトーホールのグランドピアノは今では希少な象牙の鍵盤。
とてもお洒落なピアノでした♪
５分間、５編の朗読もとても喜んでいただきます♪
会場では手を振ってくださる方々も沢山でした(^o^)丿
アンコールにはミュージカル「アニー」の主題歌「トゥモロー」を。
ホール外の裏庭には、コルトーの銅像もあります。記念に。
響灘に浮かぶ「厚島」に魅せられたコルトー。
こうした美しい場所に暮らしている私たち。
いつもの自然あふれる山口県の風景に、改めて思いを馳せます。
終演後、皆様をお見送りでロビーに出ていたのですが、
あるお客様が、
「名前は知っていたけど今日初めてあなたのコンサートを聴いて、
歌手の中でこんなに尊敬する人はあなたが初めてです。本当よ。」と仰ってくださいました。
なんと有難いお言葉でしょうか。
金子みすゞさんの詩に出会った時「やっと探し求めていた心に出会えた」という思いがありました。
自分が「これが大切なんだ」と信じている心
この世界のあらゆる「相手」の立場に立てる心を
これからも誠実に歌い語っていこうと、また大きなパワーをいただきました！
金子みすゞ生誕120年、詩作100年の今年、
みすゞさんの心をお伝えする歌の道、
頑張ります！！
