Chihiroblogちひろブログ

第17回世界仏教婦人会大会2日目記念公演

2023/05/28 コメント (0)


国立京都国際会館で2日間の日程で開催された

「第17回世界仏教婦人会大会」の2日目。

 

 

 

浄土真宗本願寺派の仏教婦人会総裁のご挨拶や

アメリカやカナダなど各国からお越しの総長、そして世界仏教婦人会連盟会長のご挨拶と続き、

記念公演へと移りました。

 

 

最初の記念公演が私です。

 

舞台下手から1曲目、九條武子様の和歌の新曲「よき花よ」の冒頭を歌い登場。

 

 

間奏でセンターへ移動し、皆様の大きな拍手が会場を包みます。

 

 

 

今回、この記念公演では、主催の世界仏教婦人会連盟から依頼を受け、

仏教婦人会の設立にご尽力された、九條武子様の和歌に曲をつけて歌ってほしいということで、

この記念公演に合わせて3曲の和歌の新曲を作りました。

 

これまでにも作曲され仏教讃歌として親しまれていた「聖夜」(詩:九條武子 作曲:中山晋平)も

私の新たな編曲で2曲目として歌いました。

終演後に、「この歌は祖父が大好きな歌だったからとても嬉しかった」と、

ブラジルからお越しの方がロビーで話してくださり、とても感動でした。

 

 

そして、九條武子様の和歌3首を一つの歌にした、この記念公演のタイトルにもした「ひとときを咲く」を披露し、

 

 

 

最後の4曲目は九條武子様の和歌の中で一番有名な2首を一つにした歌「大いなるみ手に」を歌い、

私の記念公演は終演。

 

 

実は、この国際会議場。

昭和41年設立なんですが、

その最初に開催されたのが「国際電子顕微鏡学会議」で、

この会頭を務めたのが私の祖父・東昇(ひがしのぼる)でした。

その時に、こけら落としとしての講演を担ったのが祖父でした。

 

これは、当時の新聞記事の画像です(祖父の人生がまとめられたDVD画像より)

同じ会場であることがわかるので、とても感動します。。。

 

右上の写真が祖父の顔写真。

 

なので、この日の曲間のトークで、

「実は祖父がこけら落とし講演をした場所なので、、、」というお話をさせていただいた時には、

「うわぁーー!」と、大きな反響でした。

 

 

 

25分のステージを終えて、大きな拍手に包まれました。

感激と感謝と、ご縁の導きに心が溢れて、

しばらく涙が滲みっぱなしでした。

舞台袖で進行をサポートする主催者のスタッフの方からは、

「アンコールらしき拍手もあったけど、次があるからごめんね」と。

「素晴らしい感動のステージを有難う」と仰っていただき、

更に喜びが込み上げてきました。

 

 

そして、メインラストの記念公演が

京都女子大学名誉教授・龍谷大学大学院教授で本願寺派の勧学(勧学とは、教学の研鑽をきわめた指導的立場の僧侶に与えている称号です)の

森田 眞円先生のご講演でした。

 

 

 

こうして、2日目午前中の記念公演が終わり、

ロビーでは私のCDやグッズ「チローズ」の販売もさせていただいたので、

せっかくなので、私もその場所に行って皆様との直接の交流をさせていただきました。

 

 

この日のために新調した衣装は、振袖と帯をドレスにアレンジしたものです。

控室での1枚(^^)/

 

ロビーでは私とも記念写真をと、

海外の方々も日本の方々も、もう何百人の方々と写真を撮ったことでしょうか、

気がづけば、記念講演が終わった正午から閉会の3時半まで、

ずーーーーっと写真撮影でした!

その時間が本当に嬉しいひとときで、

「今度はハワイに来て」「ロサンゼルスにも」「ブラジルにも」と

沢山のお声をいただきました♪

 

この日は同時通訳も入ってのステージだったので、

トークの内容もよく伝わっていて、

いろんなお話も出来て、感激の嵐でした!

 

そして山口教区(山口県)からは母も参加していたので、

母とのツーショット写真も撮ってもらいました♪

 

 

母は、祖父にそっくりで、白髪具合も瓜二つです(#^^#)

 

今回、この大きな世界大会というご縁に恵まれた中でつくづく感動したのは、

もちろん私自身がこの尊いご縁に恵まれたことには溢れる思いなのですが、

もう一つ、

大切な心、学びをしっかりと受け継いでいくことの尊さです。

 

私たちはいろんなご縁に出会わせていただきます。

それは、きっと、その人に合ったもので、

宗教も違えば文化も国も違う。

けれど、学ぶもの、気づかされることはそれぞれの違う人生を通して同じものであって、

その喜びを分かち合えるのが人間だと思います。

この2日間の会場には、その喜びが溢れていました。

 

九條武子様の和歌には、

決して幸せいっぱいではなかった人生の中でも、

お釈迦様から導かれてきた有難いみ教えに感謝する姿、

大きな力に抱かれて生かされている喜びが溢れています。

 

今回、その素晴らしい作品の数々に曲をつけさせていただき、

記念公演として歌わせていただき、その収録CDを記念品としていただけたことに、

心から感謝の気持ちでいっぱいです。

このご縁への感謝を、ご恩を忘れずに、次のご縁、次の場所への恩送りとして、

精一杯頑張っていこうと思います。

 

明るい方へ、明るい方へ、

次なるステージへ!!

 


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