大分県杵築市の安住寺三十三年に一度のご縁
2022/11/10 コメント (0)
10月29日に遡りますが、
この日は、とても貴重なご縁をいただきました。
というのも、
大分県杵築市の安住寺様にある「閻浮壇金観音像」(えんぶだごんかんのんぞう)が、
三十三年に一度、御開帳されるのですが、
この10月29日がその日で、その記念のコンサートをさせていただいたのです!
お天気にも恵まれました。
御開帳された観音堂。
とても貴重です。
そして、臨済宗のお寺の境内、やはり素晴らしいです。
ご法話は、
コンサートのご縁を繋いでくださった、
大分市の長福寺ご住職・宇都宮玄秀先生。
2008年に、私の母校・花園大学(臨済禅の心を建学の精神とする大学)の
公開講座で歌わせていただいたのですが、
その時のオファーが宇都宮先生からでした。
それからのご縁で、とてもお久しぶりでしたが、
なんだかお会いしていない年月も、一気に埋まったような、
そんな嬉しい一日となりました。
ご法話のあとに、私のコンサートでした。
金子みすゞさんの詩の心には、
仏教のみ教えが流れているとよく言われます。
トークもじっくり。
皆様もとても熱心に耳を、心を、傾けてくださいました。
朗読も5編。
「私と小鳥と鈴と」も手話で分かち合いました。
こうして、とても貴重な機会でのコンサートも終演。
コロナ禍にこうして多くの方々にお集まりいただけたこと、とても有難く、
皆様の笑顔、感激されたご様子がとても嬉しかったです。
安住寺様ではコンサートは初めての開催だったとのことでしたが、
とても喜んでいただけて、ホッとしました。
「ほとけさまのお声を聴いているかのようだった」
とのお言葉もいただいて、恐縮するやら感激するやらで、
有難い気持ちでいっぱいでした・・・(*^^)
そして、
帰路に着く前に、
せっかくの城下町なので、ちょっと散策!
風情がある街並み。
そして、杵築城へ!
門をくぐって・・・
素晴らしいですねぇ・・・・ちょうど夕暮れ。
こうした時間帯の雰囲気、いいですね。
城下町のマップに、安住寺様も。
珍しいことに、いろんな宗派のお寺と教会と神社が並んでいるんです。
これがまた、なんだか素敵だなぁと思いました。
それぞれが尊重されているような・・・
みんなちがって、みんないい。の心に繋がるような・・・。
こうして、
コンサートの余韻と、素敵な城下町の余韻に浸りながら帰りました。
貴重なご縁をいただいて、
ただただ、感謝の一日でした。
有難うございました。