おだがいさまセンター記録誌に
2020/03/10 コメント (0)
東日本大震災から明日で9年を迎えます。
5年間35か所の復興応援コンサートをさせていただいたことで、
今も毎年、福島でコンサートのご縁が繋がっていること、
とても有難い気持ちになります。
その復興応援コンサートのスタートだった
仮設住宅団地内にあった、おだがいさまセンターの記録誌が届きました。
表紙の中にも私の写真を入れて下さっていて、感激しました。
2014年のページに載せてくださっています。
この年は、金子みすゞさんの一人娘・上村ふさえさんも駆けつけてくださり、
皆さん涙を流して感激されたこと、心に深く刻まれています。
私の向かって左側が上村ふさえさん。
裏表紙には、富岡町のシンボル・夜の森の桜並木の写真も。
ちょうど今朝、富岡町の帰還困難区域の一部が解除された中に、
この桜並木も含まれているので、とても嬉しくなりました。
富岡町をモデルに作った「桜咲くまち」、
これまでは仮設住宅やコンサート会場で歌ってきましたが、
いつか、富岡町で歌えると嬉しいなといつも思っています。
新型コロナウイルスの影響で今年のコンサートの予定を新たに組むことも難しい、
そんな状況ですが、
こういう時こそ、人と人のつながりが一番大切だと感じるこの思い、
福島の仮設住宅に暮らす方々から学びました。
今、その思いをしっかりとみんなで分かち合う時だと思います。
3.11の明日、
またしっかりと、大震災からの教訓を、心に刻みたいと思います。