6/13本願寺神戸別院にて法話コンサート
2024/08/17 コメント (2)
京都の西本願寺を本山とする浄土真宗本願寺派の神戸別院で、
6月13日、法話としてのコンサートということで、
宗門校の講師でもあり布教使としても全国各地を回られている、
小池秀章先生とご一緒にお伝えする機会をいただきました。
昨年の世界仏教婦人会大会で初披露した
西本願寺生まれの歌人・九條武子さまの歌を歌ってほしいということで、実現しました。
「モダン寺」と地元で呼ばれるほど素敵な建物です。
神戸の街にぴったり☆
3階の本堂で記念に1枚。
この時、別院内を案内してくださった方がとても嬉しいお話を教えてくださいました。
この神戸別院は、
九條武子さまの兄である本願寺第22代宗主・大谷光瑞(鏡如上人)の意向が
デザインに大きな影響を与えたそうです。
九條壽子さまとご結婚されたのですが、壽子さまは30歳の若さでこの世を去ります。
非常に美しく聡明な壽子さまをこよなく愛され、生涯を独身で貫かれた、
その想いが込められた装飾がなされていると、
いろいろと詳しく教えてくださいました。
先日の岐阜県の正願寺さまとのご縁といい、
今回の神戸別院のご縁といい、
九條武子さまの和歌を歌うことから、導かれているように感じてなりませんでした。
13日の前日にリハーサルだったので、
ゆっくり神戸別院内を拝観することが出来たのでこうした背景を知ることが出来ました。
とても有難いスケジュールでした。
そして13日当日。
素敵な雰囲気の控室で、背筋も伸びます(*^^)
会場は1階のホール。600席もの広さです。
2人で登場し、小池先生がご法話を進めていかれます。
私も歌わない時は皆様と一緒にお聴きするスタイル。
笑いもあり、深いお話もあり、
そして、九條武子さまをテーマに展開し、間で私の歌が入ります。
昨年の世界大会で初披露した九條武子作品から
『よき花よ』『ひとときを咲く』『大いなるみ手に』
そして、その時に合わせて制作したオリジナルソング『七色の空に』を歌いました。
ご法話と一緒に進むこの雰囲気がまた深い味わいとなって、
皆様にお届けできる喜びに包まれた、とても倖せなひとときでした。
実は、このホールのステージのご本尊の背景の絵の中に、
とても心躍るデザインがありました。
この構図が私が描いている油絵の『空いろの女の子』にそっくりで、
この2枚の絵はそれぞれお嫁に行きましたが、
なんだか嬉しくなりました。
コンサートのご縁から、
今回いろんな想いが込み上げ、今自分が様々なご縁に導かれていることを
心の底で実感していました。
これからの歌の人生に更に強い信念をもって挑んでいきたい、
この道を歩んでいきたい、そんな気持ちでいっぱいになりました。
全てのご縁に感謝して。
有難うございます。
コメント
ちひろさんの歌声やお気持ちがこだまするひとときだったでしょうね❤️
感動を届けて下さりありがとうございます!
本当に神戸別院すてきでした。物事のいろんな背景を知ることって大事ですね。いつか神戸別院へのお参りのご縁がございましたら、ぜひゆっくり過ごされてくださいね♪