大阪市旭区「社会を明るくする運動」コンサート
2022/08/15 コメント (0)
7月は、大阪市で2か所のコンサートのご縁に恵まれて、
16日には、旭区の「第72回社会を明るくする運動」の大会でのコンサートでした。
コロナ禍でずっと延期だった会がやっと開催とあって、
主催関係者の皆様も待ちに待っていたと口々に仰ってくださいましたが、
その中でも旭区長様が、リハーサルから聴いてくださって、
開会のご挨拶の中でも「ちひろさんのコンサートを待ちに待っていた」と。
とっても感激しました!!
金子みすゞさんの詩を歌と朗読と語りで90分。
まずは、大漁。
ピアノ弾き語りでは「星とたんぽぽ」「みんなを好きに」「さびしいとき」「かぐやひめ」を披露。
皆さんがぐっとみすゞさんの心の旅へと深く入り込んでくださる空気が漂います。
朗読では「こだまでしょうか」「おさかな」「雀のかあさん」「蓮と鶏」「杉の木」
そして、「月のひかり」を披露。
保護司会の皆様もお聴きなので、特に「月のひかり」はその皆様の社会への眼差しに重ねてお話しました。
「鯨法会」やカバーソングからは「時代」も歌い、
最後はやっぱり「私と小鳥と鈴と」で皆さんと手話で歌うフィナーレ。
本当に嬉しい瞬間で、この日も、なんだか涙が滲んできました。
終演の時には花束をいただき、コロナ禍なので、グータッチで握手の代わり(^^)/
大きな拍手をいただいて、アンコールは「ふるさと」を弾き語りし、皆さんにはマスクの中で、心の中で歌って下さいと。
大きな合唱にはならなくても、会場いっぱいにその歌の心が響き渡っている、こだまするものは伝わってきました。
見えなくても、感じ取れること。
これが、わたしたちの素晴らしい感性ですよね♪
閉会して、市長様はじめ主催関係者の皆様と記念撮影を。
皆さまの温かなおもてなしを受けて、本当に嬉しい一日でした。
コロナ禍に入ってからは、県外でのコンサートが激減する中で、
こうして久しぶりの大阪でのコンサートはとっても心にくるものがありました。
帰路の途中でも、なんだかいろんな思いが込み上げてきて、
やっぱり歌わせていただけることって、有難いことだなぁと、
自分の歌の仕事がどれだけ皆さんに助けられているか、実感するのでした。
金子みすゞ記念館館長の矢崎先生が私に言ってくださいます、
「自分たちはみすゞさんのお手伝いをしている」と。
そう、みすゞさんのお手伝いさんです(#^^#)
そう思うと、更にやる気が出てくる♪
コロナで大変であっても、
いつも心に「生きる心の軸」があれば大丈夫。
それを金子みすゞさんは、みんなに伝えてくれている、
それを広げるお手伝い。
これからも、どんどん忙しくなあれ(^o^)丿