「下関市いのちの日」ちひろコンサート 下関市立東部中学校
2023/04/24 コメント (0)
山口県下関市では、毎年4月13日は「いのちの日」として
市立の幼稚園から高校まで全ての学校で講演会などが開催されて、
命についての学びの一日としています。
私はこの度、下関市立東部中学校でそのご縁をいただき、
70分のトークコンサートをさせていただきました。
全校生徒数が600人を超えるマンモス校なので、
2年生は別会場でのリモートで視聴いただき、
1年生と3年生が体育館に集まっての形式となりました。
金子みすゞさんの詩から「大漁」「星とたんぽぽ」や「鯨法会」
そして「私と小鳥と鈴と」「明るい方へ」を、
また、飲酒運転の交通事故で息子さんを亡くされたお母さま鈴木共子さんの詩に
私が曲を付けて歌っている「零~つなぐいのち~」も歌い、
ジブリ映画の「君をのせて」、そしてラストには
マザーテレサの言葉を歌にした「メッセージ」を届けました。
最後は生徒代表のお礼の言葉もいただき、
「大漁」から学ぶ「いのちの有難さ、尊さ」を感じてくれたことを話してくれました。
そして今日、皆さんの感想文が届きました。
金子みすゞさんの詩やマザーテレサの言葉
そして鈴木共子さんの思い、私が伝えたかった思いを、
それぞれにそれぞれの感じ方でとても嬉しい言葉が返ってきました。
中学時代というのはいろんなことに悩み、
これから先をどう生きるか、自分はどんな人間なのか、
様々な思いが交差する時・・・
そんな皆さんにこの日特に伝えたのは、
「自分に嘘をつかずに、生きて欲しい
自分自身を信じて、一所懸命に生きることが大切だ」
という思いでした。
そしてこの日は特に「いのち」について考える日。
繋がれてきたこの自分の「いのち」の有難さ、
そして、この地球上に在る全てが尊い「いのち」であることを伝えました。
それらを深く感じてくれたようで、
とても嬉しく、涙が滲みながら拝読しました。
たった一日の、70分だけの時間。
人生の中でほんの一瞬だけれど、
これからの糧の一粒になれてたら嬉しいです。
こうして、コンサートの度に自分自身の気持ちを
奮い立たせることが出来ることに、感謝です。
有難うございました!