4/6岩国市西福寺「花まつりちひろコンサート」
2024/05/04 コメント (0)
新年度最初のコンサートは満開の桜を迎えた岩国市は西福寺本堂。
3回目となるコンサートのご縁をいたただきました。
この錦帯橋の桜の写真や、コンサート写真は主に、
ファンの山口・大好きっ子さんが撮ってくださいました♪
はじめにご住職様が花まつりのお話、私の紹介をしてくださって、スタート。
本堂に飾られている誕生仏。お釈迦様の誕生をお祝いするこの「花まつり」では、
このお釈迦様の誕生した時の姿を現した誕生仏の像に、甘茶をかけます。
この右手が天、左手が地を指している像、これは
お釈迦様が誕生した時に言ったとされる「天上天下唯我独尊」を唱えた姿が表現されています。
この世の中で自分は偉いのだと自惚れるのではなく、
代わることのないただ一人、いのち与えられた私という存在がただただ尊いのである。
深い言葉ですね。ここにもみすゞさんの詩のまなざしは重なってきますね。
さて、コンサート第一部は、
浄土真宗の仏教婦人会の創立に尽力された、西本願寺にお生まれになった
歌人・九條武子作品に曲をつけた歌からスタート。
そして金子みすゞさんの詩へと移ります。
素敵な本堂に素敵なピアノ。
ジャズコンサートもよく開かれる本堂の雰囲気は、コンサートにピッタリ。
そして第二部は衣装を変えて。
みすゞさんの詩「お仏壇」を朗読して「さびしいとき」を弾き語り。
そして、みすゞさんと同郷の作詞家・大津あきらの作品からも「輝きながら」を披露。
みすゞさんの「帆」という詩に「かがやきながらいくんだよ」という言葉があるので、
この詩を朗読して歌に入ると、心にはキラキラ輝く長門の海が浮かんできます。
そして私のコンサート定番の「私と小鳥と鈴と」の手話をお伝えするシーン♪
「明るい方へ」で終演、アンコールをいただいて「マイウェイ」を。
今年は自分自身がみすゞさんの詩を歌って20周年を迎えたので、
なんだかこの「マイウェイ」を歌う時、いろんな想いが重なります。
終演後は販売の場所でサイン会もさせていただいて。
お客様と直接お話しが出来るこの時間は、とても嬉しいです。
こうして嬉しい3回目のご縁のコンサートも無事終わり、
「また3年後にお願いします」と嬉しいご住職様からのお言葉をいただきました♪
前ご住職様の代からずっとご縁をいただいている西福寺さま。
本当に嬉しいご縁です。
帰りは、せっかくなので1枚この桜満開の錦帯橋の景色で撮りたいと、
ちょうど車は旅行客で大渋滞!
車が付近に差し掛かり、交差点を曲がってここまで来るのに5分はかかるだろうと、
長尾さん運転の車を降りて、スタッフさんに撮ってもらって、ちょうど車が目の前に来て乗車(笑)。
ナイスタイミング♪
まるで、ずっと観光していたかのように写る私でした(^^)/
遠くは下関からも、
いつも来てくださるファンの方にも見守られた、
とっても嬉しい一日でした☆
有難うございました!!