2/12能登半島地震被災地支援ちひろチャリティコンサート
2024/04/02 コメント (0)
元日の能登半島地震から三か月が経ちました。
今もなお断水のままの地域もあり、
その損傷率は新聞によると東日本大震災の被災地の7倍という数字も出ています。
本当に少しでも状況が良くなることを願うばかりです。
1月中旬、私は東日本大震災の被災地の復興応援コンサートの経験から、
今離れていても出来ること、今の時期に必要なのは義援金だという思いから、
地元山口市でのチャリティコンサートをしようと思い、
すぐに山口市民会館へ相談に伺いました。
2年前、山口市民会館で開催された全日本音楽教育研究会に出演した際、
私作曲の山口市民の歌をフィナーレに歌うと決めてくださったのが、
その大会会長でもあり山口市民会館の松田副館長。
なので直接相談がしやすく、これもまた、ご縁です。
そして、2月に開催したいと思っていたところ、
ちょうど2月12日だけ、小ホールが空いていたので、即決定。
更に、山口市文化振興財団も主催者に加わってくださり、
市民会館の職員の皆様もご協力いただけることとなりました。
当日、午前中から準備に入りましたが、
会館の掲示板には「ちひろチャリティコンサート」の文字の最後にハートマークが(^^)
チラシにも支援の想いを重ねたハートをモチーフにしていたので、
市民会館の方の想いが伝わってきました♪
ボランティアスタッフの皆様も、チャリティコンサートの趣旨に賛同してくださっての自主参加。
とっても嬉しかったです。
メディアさんの取材も沢山入り、改めて皆さんの心の中に支援の気持ちが大きいことが伝わってきます。
会場の後ろには、これまでの東日本大震災復興応援コンサートの様子も写真でご紹介しました。
そして、今回特に開催への思いに繋がった
コンサートのご縁をいただいていた石川県志賀町でのコンサートの様子もご紹介。
そしてもう一つ、皆さんのエールの言葉を書こうということで、
メッセージボードも設置。
この言葉を写真に撮ってSNSなどで皆さんが発信することによって、
沢山の方々が離れていてもエールを送っているよという思いを込めました。
音響は長尾さん。
撮影はラジオネーム・山口大好きっ子さん。
すっかりお馴染みの撮影スタッフになってくださっています♪
そして、開演。
最初に私がご挨拶させていただきました。
会場には、立ち見も出るほど、トータルで約300名の方々が集まってくださって感激しました!
そしてステージイベントとしてまずは、
市民会館のロビーにあるストリートピアノを日頃演奏しておられる市民の方の演奏からスタート。
日頃とはステージでの演奏にとても緊張されてましたが、
それもまたこのチャリティコンサートの良さですね、
会場の皆様もとても温かな拍手を送られました。
アットホームです♪
そして続きます♪
この日は、やはり趣旨に賛同しての出演者に、
NHK山口放送局の長野亮アナウンサーも来てくださって、
私と交代で司会にも入ってくださいました♪
そして私の1時間のコンサート、スタートです。
皆さんとの思いが一つになる、そんなシーンです。
金子みすゞ「私と小鳥と鈴と」の手話でのシーン。これも皆さんバッチリ(^o^)丿
そしてこの日初めて歌ったのが、「We Are the World」
スマホをペンライトの代わりに、振ってくださる方も沢山で、とっても綺麗でした。
涙を流されながら聴いてくださっている方もおられて、
やっぱり、歌をとおして支援の心を分かち合うことは、とても素晴らしいことだと実感しました。
そして、私のコンサートの後もどんどん演奏が続きます。
この可愛らしいスタンバイの姿を見てください(^^)/
とっても緊張していたそうです。
一所懸命に弾いてくれました♪
お客様への一言もしっかり「ありがとうございました」と。
会場からは笑みがこぼれる言葉と、温かな拍手。
この方はご自身オリジナルの即興演奏を披露されました。
主婦の方も(^^)/
ストリートピアノ演奏者も、年齢もジャンルも幅広く、
お客様にも楽しんでいただけたようです♫
そして、松田副館長もソプラノサックスの演奏を披露してくださいました!
映画「タイタニック」のテーマ曲。ドラマチックな雰囲気に☆
そして、山口大学の学生による木管三重奏。
続いて同じく山口大学学生の金管八重奏。
直前のコンクールで中国大会優勝を飾った素晴らしい演奏でした。
そしてラストは、長野亮アナウンサーのギター弾き語りでした。
オリジナルソングやカヴァーソングなど、バラエティに富んでの演奏。
そして最後は、サプライズ的に私も共演させていただきました(^^)/
金子みすゞさんの詩から「大漁」そして「星とたんぽぽ」を。
こうして、約3時間にも及ぶステージイベント。
この日は入場無料の出入り自由なイベントでしたが、
多くの方々が最後まで聴いてくださって、本当に嬉しかったです。
募金箱にも沢山の義援金。
中にはお仕事中、エプロン姿のまま募金だけ駆けつけてくださる方も。
メッセージも皆さんの思いが伝わってきます。
ボランティアでお手伝いいただいた「ちひろ親衛隊」の最後までの皆さんと。
NHK山口放送局の横山キャスターと山田キャスターもプライベートで来てくださいました♪
山田キャスターはこの四月で鳥取へ移動されたので、この日ゆっくりお会い出来て嬉しい機会でした。
そして、さらに山口市民会館と(株)ベルミューズ主催者メンバーと。
でも他にもロビーにはこの瞬間も受付してくださっている大学生アルバイトの方々もおられて、
本当に沢山の方々の、お一人お一人の気持ちで、今回のチャリティコンサートは開催出来ました。
そして後日、萩山口信用金庫から直接、日本赤十字社石川県支部へ寄付しました。
以前のブログでもご報告しましたが、
この日の義援金は、¥300,955 でした。
この額にはとても感激しました。
ご来場いただき、支援の気持ちをご寄付いただきました皆様、
主催関係者としてボランティアで参加してくださった皆様、
そして同じくボランティアで出演してくださった皆様、
本当に有難うございました。
そして、改めて能登半島地震の被災地へこれからも思いを寄せ、
離れていても出来ることを続けていこうと思います。
またいろんな私のコンサート会場でも募金箱を設置させていただくこともあると思います。
これからも、歌の力で出来ること、
金子みすゞさんの詩の心から繋がる、寄り添う気持ちの輪を、
皆さんと一緒に広げていけたらと思っています。