3.11ちひろ復興応援コンサートからの学びをお伝えします

2021/03/07　コメント (0)

もうすぐ東日本大震災から１０年ですね。

今、色々なメディアの中で、特集として取り上げられていますが、

山口県のメディアさんからは、

私がその被災地で５年間復興応援コンサートをしてきたことから、

取材や出演のご縁をいただいています。

明日は、山口ケーブルビジョンさんで出演させていただき、

翌９日は、エフエム山口に出演します。

あるテレビ局さんの取材も先日受けたので、

それも後日お知らせ出来ると思います。

 

その当時の写真や資料などをまとめて、取材を受けるので、

色々と思い出され、涙が溢れます。

 

気仙沼の小学生たちも、津波で流された景色の中を通学する。

その中で、大人たちへ笑顔を見せる姿は、抱きしめたくなるほどでした。

 

この復興応援コンサートで出逢った方々とのご縁は、

私の人生の宝物です。

完全ボランティアで５年間行ったことを、

なかなかそこまでやろうと思っても出来ないことです、と、

仰っていただきますが、

その覚悟が出来たのは、

被災地の皆さんの寂しさが、それまでの人生で味わったことのないものであったこと、

そして、何より、

被災地の皆さんの先が見えなくても進もうとしていた姿があったこと、

だから、続けることが出来ました。

 

５年目は、熊本大分地震が起こり、

「自分たちはいつまでも被災者としてはいられない。

ちひろさん、今度は他の被災地の方々に元気を届けてあげてください」

という言葉も受けて、復興応援コンサートに区切りを付けました。

 

 

その後は、福島県郡山市に「鈴と小鳥の会」の発足により、

毎年「ちひろコンサート」で今度は呼んでいただけるようになりました。

 

今のコロナ禍に、コンサートが激減しても、私が元気に発信できる強さを持っているのは、

東日本大震災の被災地で出逢った皆様の姿のおかげです。

 

３月１１日を迎えるにあたり、

その感謝と、そしてこれからの復興の道を応援し続ける気持ちを、

お伝えしたいと思います。

 

このご縁から学ぶ心を、

少しでも多くの方々にお伝え出来るよう、

この東日本大震災から１０年の取材、出演で、

しっかりお話出来たらと思っています。